【早稲田卒トレーダー直伝】FXの取引会社はどう選ぶのがベストか?
こんにちは。 ひがし です。
今回は、『FX初心者向け:取引会社の選び方』
について書いていきます。
何を基準に選んだらいいのかさっぱり...という方、必見です。
- <本題>FX初心者向け:取引会社の選び方
- 個人的つぶやき①:キャンペーンは『エントリー条件』をよく確認しよう
- 個人的つぶやき②:私が現在使用しているGMOさんの良い点・改善してほしい点
- 終わりに:時間を空けて他の取引会社も試してみたい
これからFXを始めようと考えている方にとって、「取引会社の選び方」は悩ましいポイントの一つだと思います。私自身がまさに「どこが自分に一番あっているの?」とよく分からず、迷ってしまいました。ネット検索をしてみると、様々な比較サイトが出てくるので、助けにはなってくれます。一方で、スプレッドとか、ロット数とか、取り扱い通貨とか、キャンペーンとか、比較ポイントが多すぎてチンプンカンプン...。
- どういう順序で取引会社を決めたら良いの?
- 実際のトレーダーはどこを使っているの?
- その取引会社の評価が知りたい!
私と同じチンプンカンプンなみなさまのこうした疑問に、トレーダーの私が細かく答えていきます。リアルトレーダーの生の声を、ぜひ有効活用してください!
<本題>FX初心者向け:取引会社の選び方
ステップ1.取引通貨を決めよう
まずはどの取引通貨でトレードするかを決めましょう。FXは二つの通貨間でトレードを行うものなので、「ドル」と「円」、「ポンド」と「ドル」、「ユーロ」と「ドル」など、二種の取引通貨を決める必要があります。
取引通貨の決め方については、詳しく書きすぎると本題から逸れてしまうので、簡単に書きます。結論から書くと、「初心者はまずドル円から」とよく言われており、私もこれに賛成です。事実として私は、トレード歴約4カ月ほどになりますが、ドル円以外で取引を行ったことがありません。
主な理由は二つあげられます。まず一つ目に、「値動き幅(ボラティリティ)が小さいから」です。こう聞くと、値動きが活発なほうがいっぱい稼げるチャンスがあって良いじゃん!と思う方がいるかもしれません。が、それは同時にいっぱい失うチャンスもあるということも意味するのです...。つまり、値動き幅=リスクの大きさと捉えておいたほうが良いと思います。サーフィンをイメージすると分かりやすいかもしれません。荒波を乗りこなせるのはあくまでベテランサーファーだけで、うかつに初心者が海へ繰り出すと死のリスクすらありますよね。
またこの点でオススメできないのが、「ポンド」が絡む取引です。トレードを実際にしたことはありませんが、チャートを眺めていると、値動きがかなり活発です。EU離脱を発端とする経済事情に材料が豊富にあるので、リスクが大きいです。
二つ目の理由は、「値動き材料を特定しやすいから」です。自国である日本のニュースはもちろん様々なメディアから流れてきますし、経済の中心国アメリカのニュースもいち早く入ってきますよね。他意なく比較対象としたいのですが、トルコやオーストラリアなど、マイナー国の経済事情はなかなか普段の生活では検知できないです。
ステップ2.投資資金(証拠金)額を決めよう
通貨を決めたら、次に投資資金額を決めましょう。いくらを取引口座に入金するの?ということです。取引を始めるためには、取引口座と呼ばれる専用口座に入金する必要があります。普段使っている預金口座から、トレードで使いたい分だけ、取引会社が指定する振込先へ資金を移動するというイメージです。
ちなみに私の場合、50万円で今のところ運用しています。「今のところ」と書いたのには訳がありまして、当初は100-150万円を想定していたのですが、メインバンクの「即時入金サービス」の一度の入金額上限が50万円だったので、とりあえず上限だけ入金してみました。なので、口座入金額は50万円ですが、50-100万円ほどを預金口座にひかえさせているという状況です。
投資資金の金額設定ですが、オススメは「余剰資金の範囲で設定する」ことです。先ほど書いた通り、トレードには常に損失というリスクがついてまわります。資金が増える可能性がある一方で、減る可能性、もっと言えば失くなる可能性すらあるのです。だからこそ、失ったら困る資金を運用することはオススメしません。
また私の持論では、こうした失ったら困る資金でトレードをすると、勝率にも影響が出てしまいます。「少しでも早く利益を確保したい」「想定外のことが起きたけど損切りしたくない」こうした、余剰資金で運用しているトレーダーですら抱えるマインドが、ますます加速してしまうからです。マインドとトレードの関係については、以前書いた記事があるので、そちらに譲ります。
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fx-couple-no-susume.hatenablog.com
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ステップ3.スプレッド(手数料)と最低ロット(取引数量)を比較しよう
取引通貨と証拠金額が決まったら、この二つをもとに様々なサイトで紹介されている各社比較表を改めて見てみましょう。そして、
(1)取引しようとしている通貨ペアの取り扱いがあるか
(2)最低ロット(取引数量)が証拠金額に見合っているか
(3)取引通貨のスプレッド
の三つを確認します。
(1)は難しくないと思います。途上国などのマイナーな通貨ペアでトレードをしようと考えている方であれば、取引会社によってはそもそも扱っていない(=トレードできない)場合があるので、要チェックです。
(2)と(3)がこのステップのメインとなります。基本的にどこの取引会社、どの通貨ペアでも、1枚(ロット)=1万通貨として単位設定されており、各社によって最低枚数(ロット)が異なります。基本は1枚~の会社が多く、0.1枚、0.01枚という細かい単位でトレードできる会社もいくつかあります。これで「何枚が適切なのか?」と迷う方がかなり多いと思います。
私のオススメは、私と同じように50万円~200万円ぐらいで資金を考えている方であれば、1枚~かつスプレッドが小さい会社を選ぶことです。理由は二つあります。
一つ目に、「損益が小さすぎると、投げやりなトレードが増える恐れがある」ためです。0.1枚や0.01枚という単位でトレードをすると、損失はせいぜい1000円程度だと思います。スキャルピングなど短い時間でトレードをした場合、数十円というレベルになります。これは、人によって感覚が異なるので本当に難しいところなのですが、これだと緊張感がなくなってしまい、いい加減なトレードが増えてしまうのでないかと思うのです。トレードで利益を上げていくためには、自分なりのルールをつくって、そのルールを改善し続けていく必要があるので、こうしたいい加減なトレードは、その目的に繋がらない全く無意味なものになってしまいます。
二つ目に、「ロットの小さい会社は、その分スプレッド(=手数料)が高いことが多い」ためです。論理的に考えれば分かるのですが、取引会社はトレードするためのサーバー、仕組みを提供しているので、少額でトレードできるようにするために、どこかでリターンをとる必要があります。スプレッドは、慣れてくるとそこまで気にならなくなるかもしれませんが、初めはスプレッド分を稼ぐことすらも遠いことのように感じます。
以上二つから、最低ロットは1枚~でスプレッドの小さい会社を選ぶことをオススメします。
ステップ4.デモトレードで使用感を体験しよう
取引会社が決まったら、デモトレードの無料サービスを提供しているかを確認してみましょう。本番さながらのトレードが無料で体験できるので、使わない手はありません。使用感を確認するほか、デモトレードでは本当に多くのことが得られるので、積極的に活用することをオススメします。
そんなデモトレード激オシな私のデモトレード活用術は以下の記事で読めます!
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fx-couple-no-susume.hatenablog.com
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個人的つぶやき①:キャンペーンは『エントリー条件』をよく確認しよう
基本の4ステップは以上で、ここからは参考として個人的なつぶやきとして書いていきます。つぶやき一つ目は、キャンペーンについてです。様々な取引会社が自社でトレードを行ってもらうために、日ごろから様々なキャンペーンを開催しています。「〇万円キャッシュバック」「〇万円プレゼント」「口座開設だけで...」こうしたフレーズをよく見かけると思います。
ここで注意したいのが『エントリー条件』です。つまり、キャンペーン対象になるための条件は何か、というのを確認するということです。多くのキャンペーンバナーなどはこうした細かな条件を省略して、アピールポイントを大々的に打ち出しています。なので、キャンペーンを目当てに口座開設してみたら「〇枚以上トレードしないと対象にならなかった...」なんて悲劇が往々にしてあります。必ず、エントリー条件を確認するようにして、キャンペーン目当てで会社を選ぶのはオススメしません!
個人的つぶやき②:私が現在使用しているGMOさんの良い点・改善してほしい点
- チャート画面がシンプルで使いやすい!
- それでいて必要なものが最低限全て揃っている!
- ドル円のスプレッドは原則0.2と、業界でも低め!
- ゴールドや日経・ダウなど他の投資商品のサマリも確認できる!
- PC版とスマホアプリ版の使用感に差分がある...
- PC版だと、チャートで自分のエントリーポイントが確認できない...
文字数の都合もあり、さっそく簡単にまとめさせてもらいました。笑
使用感は人によって違うと思うので、自分で触ってみることをオススメします!
終わりに:時間を空けて他の取引会社も試してみたい
いかがでしたでしょうか。いつもよりたっぷりの内容でお送りしました。
私自身、実際に使用したのはまだ1社のみなので、今後の快適なトレードライフのためにも、もう少し期間が経ったら他の取引会社も試してみようと思っています!その際はまたレビューをあげようと思うので、お楽しみに。
通貨ペア、最低ロット、スプレッド、この三点を優先事項として比較をしてみて、まずは触ってみるというのが一番だと思います!