FXカップルのすゝめ

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【必要証拠金/ロット/レバレッジ】ちゃんとできていますか?今さら聞けないFXにおける資金管理の基本

 

こんにちは。 ひがし です。

 

今回は、『今さら聞けないFXにおける資金管理の基本

について書いていきます。

 

レバレッジ、ロット、必要証拠金の関係をしっかり押さえましょう!

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突然ですが、問題です。

デデンッ!

ドル円を通貨ペアとして1ドル=110円

・1ロット=1万通貨

レバレッジ=25倍

とするとき、1ロットあたりの必要証拠金はいくらでしょうか?

この問題をみて、必要証拠金を求める式がパッと浮かんできましたか?

もし「えーっと...なんだっけ...?」と少しでも不安になった方がいれば、今回の記事でこっそりおさらいすることをオススメします!大丈夫です、誰にも言いません。こっそりですよ。

なぜこの問題がそれほどまでに重要なのかというと、資金管理の基本が全て詰まっているからです。つまり、ロット管理、レバレッジ管理、証拠金管理の三つです。そして、資金管理がなぜ重要かというと、トレーダーにとっての最悪の事態、強制退場(ロスカット)から身を守ってくれるからです。

裏を返せば、どれだけ磨き上げられたトレードルールが構築できていたとしても、資金管理の基本を押さえられていなければ、強制退場のリスクを負っているといえます。「基本」と言うだけあって、一度ポイントを押さえてしまえばなんて事はないので、さらっと学んでしまいましょう!

 

<本題>今さら聞けないFXにおける資金管理の基本

基本計算式:必要証拠金=取引金額(レート)×取引通貨数÷レバレッジ

覚えてしまうべき計算式を最初に書いてしまいます。この式さえ覚えてしまえば、今後あれ...?と迷うこともなくなるはずです。この計算式に当てはめて、先ほどの問題をサクッと解いてしまいましょう!

ドル円を通貨ペアとして1ドル=110円

・1ロット=1万通貨

レバレッジ=25倍

とするとき、1ロットあたりの必要証拠金はいくらでしょうか?

<答え>

 必要証拠金=110円 × 10,000通貨 ÷ 25倍

      =44,000円

このようになりますね。計算式さえ分かってしまえば、あとは数字をあてはめて、算数を解くだけです。簡単ですね。

さて、この計算式を暗記科目のように、純粋に文字単位で覚えるのもよいかもしれません。ですが、せっかくならそれぞれの意味を正確に理解しながら解釈してみませんか。ライターの私としても、計算式だけ紹介して「ほな、また!」ではあまりにそっけなく、無責任な感じがしてしまいます。

ということで、むしろ解説させてください。ちょっとでも理解が深まるように頑張るので。お願いします。

解説1.「必要証拠金」編

そもそも「必要証拠金」って何でしょうか。文字通り必要な証拠金なんですが、ちょっと分かりづらいので平たく表現してみます。

必要証拠金とは、FXで売りか買いの取引をしようとするときに、その取引をするためにFX口座に入れておかないといけないお金のことを指します。先ほどの例題をもう一度引っ張り出してくると、少なくとも44,000円がFX口座に入っていなければ、取引を成立させることができない=ドルを買えないということになります。

これが何の役に立つのかというと、最も分かりやすいところから挙げると「取引相場への参入基準」を見定めることができます。もしあなたが口座開設しようとしている取引会社の最低ロットとレバレッジが、先ほどの例題の通りだったとすると、そもそも手元に44,000円を用意できなければ、ドル円取引ができない、ということになります。最低ロットやレバレッジは取引会社によって異なるので、他の取引会社を探すか、頑張って44,000円を用意する必要があります。このように、大体いくらあったらFXをはじめられるのか?という初歩的な疑問に答えることができるのが、必要証拠金の役割と言えます。

解説2.「ロット」編

また実際にトレードをはじめてからは、ロット管理に活用することができます。たいていの人はトレードをはじめる時、50万円とか100万円とか、ある程度まとまった資金を用意しますよね。先ほどの例はあくまで目安を知るためであって、「1ロットの必要額がだいたい44,000円だから44,000円ぽっきりではじめよう!」とは考えないはずです。

この場合、証拠金の額を固定することで「最大何ロットまでトレードできるか」を知ることができます。

先ほどの例題で投資資金を50万円用意した場合・・・

 1ロットあたりの必要証拠金は44,000円なので

 500,000÷44,000=11.36

 となるので、最大約11ロットまでトレードできる。

このように考えることができると思います。「最大約...」と書いている通り、あくまで目安であることに注意が必要です。取引が成立したら、当然ですが取引金額(レート)は変動するので、強制退場を避けるためには逆方向の値動きがあったときにも耐えられるようにしておかなければなりません。全資金をそこに投入してしまったら、パツパツになってしまいますよね。

最大ロット数の目安を知っておくと、私も手法として取り入れている計画的ナンピンに活用することができます。例えば、最初のエントリーを2ロットで行ったとしたら、最大でもあと9ロットのナンピンで、決済まで到達することを目指す必要があります。

このように、エントリー中の残りのロット、あるいは証拠金を把握することができます。またこのときの残りの証拠金のことを「有効証拠金」と言ったりもします。「余力」という理解で良いと思います。

解説3.「レバレッジ」編

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計算式をみてお気づきの方もいるかもしれませんが、このレバレッジによって必要証拠金額は大きく左右されます。必要証拠金のハードルがここで決まるといっても過言ではありません。

レバレッジは人によって捉え方が大きく異なります。少ない資金で多くの取引ができるという点で、FXの魅力をレバレッジに見出す人もいれば、損失額が増大するリスクがあるという点で、はじめは一番低く設定するべきという人もいます。一長一短なのです。

そんなレバレッジに関する、個人的な見解を書かせてもらうと、FXの危険性はレバレッジにはないと考えています。これから先は、過去に記事としてまとめたものがあるので、そちらに譲ることとします。より深く知りたいというかたはぜひ!

 ↓↓↓ 

fx-couple-no-susume.hatenablog.com

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時間がない方に向けて一言でまとめると、トレードルールと資金管理さえできれば勝てる人は勝てるので、レバレッジが危険だという考え方が本質的に間違っているのでは?という持論を展開しております。本当にすっきりまとめるとこんな感じですが、ちゃんと段階を踏んで解説しております。

レバレッジは取引会社ごとに設定が異なるので、よく確認することをオススメします。口座開設したは良いけど、自分が希望するレバレッジに設定できなかった...なんて悲しいことにならないように注意が必要です。

終わりに:これで資金管理の基本はバッチリです!

いかがでしたでしょうか。資金管理の基本をこっそり教えちゃいました。

「基本」と書いたように、必要証拠金・ロット・レバレッジそれぞれを自分がどうとらえるのかによって、実際の資金管理能力は大きく異なってきます。計算式覚えた!以上!では、残念ながら何にもなりません。重要なのは、じゃあ自分はどう管理していこう?という作戦を練ることだと考えています。

基本はバッチリなので、あとは「どう考えるか」です。資金管理もバッチリ行って、退場させられない快適安全FXライフを過ごしていきましょう。

安全第一。


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