【FXドル円】トレード週間収益が1万円を超えたので、トレードルールを公開します
こんにちは。 ひがし です。
今回は、『週間収益1万円時点でのトレードルール公開』
について書いていきます。
私の頭の中、覗いていってください。
トレードルールに対する私の考え
FXで利益をあげることにおいて、最も重要視していることの一つが『トレードルール』です。初心者⇒中級者⇒上級者といった成長過程が仮にあるのだとしたら、その成長基盤がまさしくトレードルールです。改善するにも、改善する対象が明確でなければどうしようもないですよね。「何となく上がりそう」「何となく下がりそう」という理由でエントリーを続ける初心者の大半が、間もなくして退場させられていることを見れば、それは明らかであると思います。
とにかく何でも良いので、トレードルールを一つ作ってみましょう。”ダブルボトム”や”三角保ち合い”などのフォーメーション分析、移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスといったテクニカル分析。本当に何でも良いと思います。
ちなみに頭のカタい私の場合は、「とにかく値動きを観察し続けること」からはじまりました。フォーメーション分析やテクニカル分析は見た目とてもシンプルで取っつきやすいのですが、幼少期のなぜなぜ病を引きずる私は「いやなんで?」ってなってしまったからです。
例えば、MACDのゴールデンクロスがあったら、上に値動きが起きるというテクニカル手法があります。とてもシンプルですね。でも、これなぜ上がるの?というこれまたシンプルな問いに答えられる人って、実はそんなに多くないのではないでしょうか。私はよく分かっていません。れいか に解釈してもらって、噛み砕いた説明を聞く予定です。
話を戻して、ここで言いたかったのは、自分が信頼できるルールが望ましいということです。トレードとメンタルの密接な関係については、これまでも記事にしてきましたが、無視することができません。特に、初めのうちはなおさらです。
トレードは、トレードルールを改善すると同時に、自分を信頼することでもあるというのが私の持論です。優位なポジションを持っていても、自分を信じられずに不安な状態では、利益を得るどころか、損を負う恐れすらあります。
前置きが長くなりましたが、信頼できるトレードルールをつくることが大切だと思うお話でした。とはいえ、「何でも良いと言われるのが一番困る」というみなさまの気持ち、よく分かります。というわけで今回は、参考までに私のトレードルールのいくつかをご紹介したいと思います。
<本題>トレード週間収益が1万円を超えたので、トレードルールを公開します
その1.前日高値と前日安値はチャートに線引きする
どの通貨ペアでも共通して意識されやすいのが、前日高値/安値です。もっと細かく見ると、東京時間・欧州時間・NY時間それぞれの高値/安値も意識されると思います。こうしたその日のトレンドや通貨の特性に左右されないものは、ルールに取り入れるべきだと言えるでしょう。
線引きをしたあとの使い方ですが、まずは値動きを観ながらどれぐらい意識されているかを確認します。何度か値動きがそこできれいに止まったら、意識されている証拠です。それが確認できたら、エントリー/利確/損切りいずれかのポイントとして指値設定します。
その2.一日のエントリー方向は原則一方向に、ダウ理論で決める
エントリーの方向は「買い」と「売り」のどちらかしかありません。これを決めるために、様々な手法を用いてトレンドを判断します。私の場合は、一時間足ドル円チャートでのダウ理論をもとにエントリー方向を決めています。ダウ理論についての説明は今回文字数の都合上割愛させてもらいます。調べるとたくさん出てくると思います。このブログでも後々紹介するかもしれません!
ダウ理論に基づくと、「一度できたトレンドは継続する」ので、一日という短い期間でのエントリー方向は原則一方向で統一するということになります。「原則」と書いたのは、大きなイベント等で一日の中でトレンド転換が起こるイレギュラーを除外するためです。基本は一方向という認識です。慣れてくると、往復する形でどちらでも入れるのかもしれませんが、ひとまずそれは上級者テクニックだと思っています。
その3.エントリーポイントは「引き付ける」
勝率を最重要視する私にとって、エントリーポイントはトレードで最も重要です。なぜなら、そこで勝敗が決するからです。利確と損切りという決済の時点では、すでに勝敗が決しており、どれだけ勝てるか、あるいは敗けるかを決めるのみです。
つまりここでは、慎重になってなりすぎることはありません。「ここまで来たらさすがに利益取れるでしょ」というところまで辛抱強く引き付けることを大切にしています。チャートを見ていたら、じれったくなる気持ちもとても分かります。正直、私もこらえきれずにエントリーしたこと、何度もあります。それでも、本来は待って待って、待つべきです。
エントリーできずに収支がプラマイゼロか、じれてエントリーしてマイナスだったら、前者のほうが明らかに良いです。
その4.「計画的ナンピン」とは?
他の記事でもちょこちょこ使っているフレーズ「計画的ナンピン」。これもまた私のトレードルールの一つです。ナンピンは一般的に、ハイリスクハイリターンの危険な手法とされていると思います。気づいたらロット数が膨大になっており、損失も拡大していて手に負えない...という事態を招くからです。
私もナンピンのリスクについてよく理解したうえで、主に上記3つのルールにのっとって判断をしています。基本的にナンピンするときは、逆張りしたいけど、どこで動き出すか分からないときだと思います。ドカンとくるポイントを逃したくないという気持ちが、トレーダーをナンピンへと誘います。
将来的にはナンピンせずにトレンドに乗っかりたいのですが、今のうちはこの3つのルールを遵守しながらやっていきます。どれも重要なのですが、最も重要なのは2つ目の「資金管理」でしょうか。どこまで追うのか、何回ナンピンできるのか、ロットのバランスは適切か、これらを準備せずに入ってしまうと、「苦しいナンピン」が続いてしまうのでご注意を...。
例えば、証拠金が50万円、ドル円が110円、ロット数が1、レバレッジが25倍のときを考えてみます。
1ロットに必要な証拠金は、110*1*10,000/25=44,000円です。証拠金をフルに使うとすると、500,000/44,000=11.4となります。
つまり、ロット数1のままであれば、最大約11回ナンピンすることができます。実際には110円という相場が値動きしているので、あくまで、おおよその最大回数になります。
こんな感じで、計画的によく確認してエントリーする必要があります。くれぐれも気をつけましょう。私もちょっとヒヤヒヤします。
その5.エントリー前に利確/損切り目標は決める
敗けは敗けと認める。これが最も難しいことだと思います。
エントリー前に目安をつけておくことは、スムーズに敗北を認めるのに有効な手段の一つです。ずるずると引きずってしまう前に、潔く撤退してまた利益を目指しましょう。
終わりに:あくまで参考までに...
実はトレードルールについては不定期にアップしているトレード日記の中で、紹介しています。節目を迎えた今回に、一記事にまとめさせてもらいました。これからも不定期に更新していくのでぜひチェックをお願いします。
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fx-couple-no-susume.hatenablog.com
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冒頭に書いた通り、トレードルールは「自分が最も信頼できるもの」を作り上げるべきだというのが私の持論です。私のトレードルールが何か特別なものというわけでは決してありません。あくまで、参考までに有効なものを批判的に取り入れてもらえたら幸いです!