FXカップルのすゝめ

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【早稲田卒の考察】FXの危険性は「レバレッジ」にはない

 

こんにちは。 ひがし です。

 

今回は、『FXにおけるレバレッジをめぐる議論は不要

について書いていきます。

 

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Image by Free-Photos from Pixabay

 

レバレッジ」に対する考え方だけでなく、

トレード」に対する考え方も変わるような

内容になっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

<目次>

 

レバレッジとは

 

おさらいになる方がほとんどかもしれませんが、

そもそもレバレッジとは何かということをきちんと整理しておきましょう。

 

レバレッジとは一言でいうと

「証拠金(元本)の何倍のトレードを行うか」を決める「倍率」

で、証拠金を算出するときに必要になります

これを理解するには、以下の証拠金を求める計算式と

例を挙げて考えるのが最良です。

計算式

 証拠金 = レート × 取引数量 ÷ レバレッジ

 

例えば、ドル/円で1ドル=100円というレートで

1万ドル分を買うときに、レバレッジ「1倍」と「25倍」で

証拠金がどのように変わるのかをみてみましょう。

先ほどの計算式にあてはめると、

 

レバレッジ1倍」にしたとき

 証拠金=100(円/ドル) × 1万(通貨) ÷ 1(倍) = 100万円

      レート     取引数量  レバレッジ

 

レバレッジ25倍」にしたとき

 証拠金=100(円/ドル) × 1万(通貨) ÷ 25(倍) = 4万円

 

このようになります。

レバレッジが「必要となる証拠金を規定する」こと

・それ以外にも「取引数量」と「レート」が係数であること

が分かります。 

 

レバレッジのメリット/デメリット

 

次に、一般的に言われるレバレッジのメリットとデメリットは

それぞれ以下の通りです。

メリット

 高レバレッジを設定することで少額の証拠金でトレードができる

デメリット

 レートによっては、証拠金以上の損失を被る

上の章を読んでいただいた方であれば

特に補足の説明もいらない明快なものです。

 

上記のメリットとデメリットをめぐって、

さまざまなサイトや記事で

・FX初心者に適切なレバレッジは?

レバレッジという仕組みは危険?

・証拠金ごとの適切なレバレッジの組合せは?

こうしたレバレッジそのものをFXの危険性とする議論がなされています。

調べてみるとたくさんでてきます。

 

そこで、私が実際にトレードをしながら考えた

これらの議論の終着点について書くことにします。

 

● <本題>FXの危険性は「レバレッジ」にはない

 

私の考察の結論は「レバレッジについての議論は不要」ということです。

というのも、FXにおけるレバレッジは「武器」ではなく、

ルール」にすぎないからです。

 

ものすごく平たく言うと、

「危険なのはレバレッジそのものではなく、

勝率を無視したレバレッジ設定をしようとする考え

であるといいたいのです。

 

確かに、高いレバレッジで少ない証拠金から

より高い利益を得ることができるというメリットはあると思います。

が、そこには必ず「勝てるルール」や「勝率」が

必要になることを忘れてはいけません。

「高いときに買って、安いときに売る」という利益創出の大原則が

上記のような議論ではほとんどフォーカスされていません。

 

この大原則を考慮すると、「勝率を上げること」が最重要な議論

取引数量やレバレッジは大した問題ではないことが分かります。

 

私もはじめは「適切なレバレッジはどれぐらいだろう」とか

「ハイレバとローレバどちらがいいんだろう」とか頭を悩ませました。

ただ実際にトレードをして改めて考えてみると、

「そもそも100%勝てればレバレッジは何倍でもいいんだ」と気づきました。

つまり、それは「どれぐらいはやく資金が増えるか」という

「スピード」の話でしかなくて、最も重要な「資金が増える」ことは

まさしく「勝率」に依存するのだと気づいたのです。

 

 ↓↓↓

fx-couple-no-susume.hatenablog.com

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こう考えると、FXの危険性は「レバレッジ」ではなくむしろ、

レバレッジを活かしてハイリターンを狙おうとする

「利益創出の大原則である

 勝率やトレードルールに目を向けない考え」

にこそあるというのが私の考察です。 

 

● 「資金管理」の重要性を否定するものではない

 

最後に注意いただきたいのは、

今回の私の主張が「資金管理」の重要性を否定するものではない

ということです。

 

最初の章で記載した通り、

レバレッジを考えることは必要となる証拠金を考えること

であり、「資金管理」を目的としています。

この資金管理の観点でレバレッジについて考えることは

トレードで生き残っていくために非常に重要なことです。

レバレッジは「武器」ではなく「ルール」だと書きましたが、

「ルールにのっとってゲームをする」ことは間違いなく大事ですよね。

 

レバレッジにそれ以上の役割を与えようとして、

レバレッジをつかって稼いでやろう」という思想をもたずに

適切に資金管理をして勝率を上げることに集中することが

大事なんだなと、考えました。

本当に日々学びと気づきだらけで、おもしろいです。

 


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