【無料を最大化しよう】FXデモトレードを最大限に活用できるかは全てあなた次第ですが、コツを紹介します。
こんにちは。 ひがし です。
今回は、『デモトレードを最大限に活用するためのポイント』
について書いていきます。
もっと有効にデモトレードをしませんか?
デモトレードの2つのメリット
FXを始めるうえで多くの方々が一度は試すのが、デモトレードです。
デモトレードのメリットは二つあって、それが「手軽さ」と「体験」です。
メールアドレス登録やID設定さえ済ませれば、無料ですぐにでも始められるので、その手軽さが一つの魅力といえます。
このブログでもデモトレードの重要性や魅力に迫る記事をいくつか作成しています。
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fx-couple-no-susume.hatenablog.com
fx-couple-no-susume.hatenablog.com
fx-couple-no-susume.hatenablog.com
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それぞれの記事で異なる角度からアプローチをして書いたつもりなので、興味のある方はぜひあわせてお読みください。
デモトレードの本質的な目的ともいえるメリットが、「FXトレードを実際に体験できる」ということですよね。何事も自分が実際に取り組んだ「生の経験」に勝るものはありませんから。
”デモトレードはリアルトレードに勝てない”は真実
そんな「手軽さ」と「体験」が売りのデモトレードですが、調べてみると界隈では賛否両論あるようです。
デメリットというか「デモトレード意味ない派」の意見を見て、まとめてみました。
- デモトレードなら誰でも勝てる
- リアルマネーとデモマネーでは全く感覚が違う
- あくまで「デモ」に過ぎない
整理すると、いずれも相場に向き合う姿勢の違いを指摘していることが分かります。結局デモトレードはあくまでデモなので、リアルトレードを完全再現することはできない、ということですね。
先ほど「生の経験」に勝るものはないと堂々宣言した私なので、これを否定することはできません。そりゃやっぱりデモですから、リアルには敵いません。
ただここで注目してほしいのは、じゃあ「デモトレード=無意味」でいいの?という議論です。私はここが飛躍しすぎていると思うんです。
つまり私たちがやるべきこととは、リアルトレードに敵わないからといって、デモトレードを完全放棄するのではなく、いかにデモをリアルに近づけるかを考えることではないでしょうか。
自慢するようで少し恐縮ですが、私の場合デモトレードをいかに最大活用するかというアプローチから入ることができたからこそ、現在の勝率最重要視トレードへたどり着き、思う通りの成績をあげられています。
もちろん、それ以外にも情報収集や参考書購読など、様々な成長要素があるので一概にデモトレードを最大要因とすることはできません。それでも、体感ではかなりリアルトレードに活かせていると実感しています。
というわけで、今回はそんな私がデモトレードをリアルに近づけるために、有効だと感じたコツをいくつかみなさんにご紹介します。
<本題>FXデモトレードを最大限に活用するコツ
その1:同じトレードルールでエントリーできているか見直す
まず、私にとってトレードの勝率をあげるために最も必要なことは、あいまいなエントリールールを失くすことです。エントリールールがあいまいであるということは、それだけ自分の感覚やマインドといった不安定なものに依存することになります。
不安定なものに依存すると何がダメかというと、改善ができないんです。
「あの時はこういう感覚だったから、次はこういう感覚でやってみよう」ってできなくないですか?個人的には激ムズです。
だからこそ、デモトレードとリアルトレードでのエントリールールが同じかどうかを見直してみるのは良い手段だといえます。
例えば、デモトレードだし敗けるかもしれないけどいいや、とりあえずエントリーしてみようといった考え方はルールのあいまいさを象徴しています。
あいまいな部分は明確にしつつ、同じ基準でエントリーできているかを見直す必要があります。
その2:デモトレード⇒リアルトレードへ完全移行せず、並行稼働する
次に私が有効と感じたのが、この並行稼働によるデモトレードの活用です。デモトレードは実験的な試みが無料でできるので、仮構築したエントリールールを試す最適な場だと言えます。
個人的なイメージを言うと、これはメーカー企業の商品化を過程に似ています。
食品でも、医療品でも、車でも何でもいいのですが、企業がある製品を開発して、商品化に至るまでには、数えきれないほどの実験や研究、検証が行われますよね。安全面とか道徳面とか環境面とか様々な側面から、「これは世間様に送り出しても問題がないか」の検証をしてから、正式リリースに至るわけです。
あわせて、たいていの企業では商品Aを開発しながら、商品B、商品Cという別の商品も発表に向けて動いています。あるいは、リリースはリリースとして済ませて、再び商品Aの改善に向けて動き出します。
つまり、検証と正式リリースは常に並行して行われるということです。
私にとってのデモトレードとリアルトレードの関係性はまさにこの通りで、デモトレードで確かな勝率が保証されたルールを、満を持してリアル相場でリリースするのです。それ以外のルールたちは、継続してデモトレードで検証と改善を繰り返します。
たいていの人はデモトレードである程度の勝率を収めたら、デモトレードはやめてリアルトレードへ完全移行しているように思います。
そうではなくて、検証とリリースという関係性でデモとリアルを並行稼働させてみてはどうでしょうか。
その3:エントリー時の「自信度」を「取引数量」で表す
その2と関連して、じゃあいつリリースさせれば良いのかという疑問の一つの解決案となるのがこれです。もしかしたらみなさんも無意識に実践していることかもしれません。
例えば、デモトレードでの取引数量を必ず1~5で設定するとします。絶対勝てると確信があるエントリーは5、五分五分かなと思ったら2or3、といった風に「自信度」を「取引数量」で表してみます。
取引数量「5」で納得できる検証回数としてのエントリーができていて、かつ想定通りの利益を収められているものが、最も信頼できるといえるでしょう。
この手法のメリットは、自分の自信度と実際の相場とのギャップが明確に視覚化されるということにあります。
こうした手法を導入することで、「勘違いエントリー」を減らしていきましょう。
前提:全ては、あなた次第
みなさんのツッコミたい気持ち、私にも分かります。それはきっと二つあって、前提から逃げ腰すぎないか、ということと、前提を最後に書くなよ、ということなはず。でも、紛れもない事実なので書いておきます。
そう、大前提としていかにデモトレードをリアルに近づけられるかは、他の誰でもなくあなたというトレーダー本人に委ねられています。
なぜなら、これまで書いてきた通り、その論点の根本は「姿勢」とか「感覚」とか主観的なものにならざるを得ないからです。
この前提が意味することは、これから書くことすべてを実践すれば誰もが私と同じようにリアルに近づくことができるわけではない、ということです。
例えば、あなたがこれまでのデモトレードに関して抱いてきたバイアスや、否定的な考え方に固執して、この記事を読破されたとしても、何も得られるものはないはずです。「人間は第一印象が●割」みたいな本が昔流行ったと思いますが、最初に抱いた印象を覆すことはなかなかに難しい。もしあなたが一度この記事を読まれてデモトレードを実践してみて、やっぱり効果を実感できなければ、もう一度この記事に帰ってくることが必要かもしれません。あるいは、冒頭でご紹介した様々な異なる観点からアプローチした記事で理解を深めていただくのもよいかもしれません。
いずれにせよ、この世の中にはどうしても時間がかかることもあります。そういうときは、忍耐強く、のんびりと行きましょう。