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【一読必須】<FX>今日から始まる「ダボス会議」って?値動きの影響は?過去実績も調査してみた

 

こんにちは。 ひがし です。

 

今回は『今日から始まるダボス会議についての徹底調査

について書いていきます。

 

そもそもダボスってどこですか?という方でも、今から全て分かります

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トレーダーで経済ニュースに関心のある方であれば、ここ数週間で一度は耳にしたのではないかと思います。『ダボス会議』。

何やら各国のトップがどこかに集って、経済関連の何かをトピックスとして議論し合うようですが、さっぱりです。そもそもダボスって地名ですか?だとしたらどこですか?それとも人の名前とかですか?だとしたら誰ですか?さっぱりですね。

というわけで、分からないことは徹底的に調査して共有する、がこのブログのスタイルなので、今回もやっていきたいと思います。

 

<本題>ダボス会議について徹底調査してみた

 

基本情報についての調査

まず基本的な疑問に答えるための調査結果を以下にまとめてみました。

ダボス会議とは?【WHAT】

別名「世界経済フォーラム年次総会」。各国「種々のジャンルの社会リーダーたち」が集って、世界レベルで重要度の高い政治経済課題を共有・協議する会議のこと。

ダボスってどこ?【WHERE】

スイスみたいです。

・いつからいつまでやってるの?【WHEN】

2020年1月21日(火)~1月24日(金)の4日間。

・開催頻度は?【HOW OFTEN】

「年次総会」というぐらいなので、1年に1度開催。

・誰がでるの?【WHO】

世界中約90か国、約2,500人の社会リーダーたち。具体的には、大統領・首相・総理大臣といった政治リーダー、トップ企業の社長といった経済リーダー、有名大学で教壇に立つ有識者などなど。日本だと、過去にはMr.Children桜井和寿さんや、サッカー元日本代表の中田英寿さんなど、本当に広範なジャンルで「社会リーダー」が参加者となっていることが分かります。

・何について話すの?【WHAT FOR】

「世界レベルの重要課題」という幅広いテーマから、議題を選出するようです。今年は、直近のオーストラリアの森林火災をはじめとする環境問題への注目が集まっています。そのため、テーマは「持続可能な結束した世界」であることがすでに発表されているとのことです。

説明の定番、5W1Hに基づいてまとめてみました。

特徴としては、参加者の幅が本当に広いということが分かりますね。その分、協議内容も幅広いため、毎年決まったテーマや軸があるわけでもないようです。一部の批判的な意見では、そのあいまいさを指摘されることもあるようです。

それでもトレーダーからしてみれば、世界中の政治リーダーが集って協議するというだけで一定の経済的影響力を持っているものとみなすことに間違いはないと、個人的には思います。

記事が注目する2つのポイント

基本情報の中で、この記事が注目するポイントは、二点です。

一点目に、毎年1度開催されているということ。トレードをやっていなかった過去の会議では、どのようなテーマがあり結果的に値動きがどうであったのかについて、調査することができます。

二点目に、世界情勢に応じてテーマが年ごとに異なるということ。テーマが経済に直結するテーマであればあるほど、値動きへの影響も強くあらわれるのでは、という仮説から、注目です。

以上二点から、過去実績について個人的に調査してみます!

 

過去実績についての調査

以前の分析記事にのっとり、まず調査内容を明記します。

調査のポイント
  • 2019年、2018年、2017年の計3回のドル円相場を調査
  • 開催期間を黄色枠囲み
  • その後の値動きもあわせて調査
  • 年ごとのメインテーマをあわせて記載

 まずは値動きに影響がどの程度あるのかを調査し、影響がある場合、さらに細かくテーマによる影響力の差分について観ていく、という流れになります。それでは早速どうぞ。

 

調査1:2019年1月22日~1月25日

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直近の2019年は、『第四次産業革命』をメインテーマとして開催されました。産業の発達に絡めて、環境問題等にも焦点が当たったようですね。

日本から安倍首相が「自由貿易の発展」に意気込んだ一方で、肝心のアメリカのトランプ大統領は不参加だったこともあり、効果は限定的なものに。

肝心の値動きを見てみましょう。

開催後は円高ドル安となったようですが、値動きへの影響も限定的であったと考えるのが現実的だと考えます。

 

調査2:2018年1月23日~1月26日

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2018年は「分断された世界で創る共通の未来」がテーマ。何やらややこしいですが、「地政学リスク」や「世界協力経済」を焦点としたいことが伺えます。

トピックスを見ていただければ分かる通り、この年はトランプ大統領が2000年のクリントン大統領以来となる、会議出席を果たしています。世界的にも注目が集まっていたことが予測できます。

パリ協定からの離脱宣言など、アメリカ至上主義を貫く大統領の出席は、会議の本質的な目的からかけ離れており、警戒ムード全開だったはずです。

値動きからもそれが伺えるようで、開催期間中は円高ドル安の流れとなっています。

 

調査3:2017年1月16日~1月20日

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開催期間中に、米国の地でトランプ大統領就任演説が行われることとなったのが、2017年のダボス会議

Brexitトランプ大統領就任という、世界経済を大きく揺るがす2大ニュースが渦中という稀な年だったのではないでしょうか。そんな2017年のテーマは『責任と、責任あるリーダーシップ』。和訳がなんとも難しいですが、英語でそのまま書くと"Responsible and Responsible Leadership"です。

二大ニュースへの慎重姿勢がまさに伝わってくるようなテーマですが、2018年同様に「世界レベルの協力的経済発展」を投げかけていたという解釈でよいかと。

値動きを見てみると、当然なのですがトランプ大統領就任による影響一色です。ドル円相場は115円台に突入する等、圧倒的なドル高相場となっています。

会議が値動きに与えた影響は極めて限定的であったと考えます。

 

まとめ:今年の参考になるのは2018年の警戒ムード?

 

いかがでしたでしょうか。全体を通して、会議の位置づけ的にも値動きへの影響は限定的と考えてもよいかもしれません。「より良い世界を創ろう」という共通意思確認と有識者による協議の場が、やはりメインのようですから。

最後に、肝心の今年のダボス会議の値動き予測です。ここからは、あくまで事実に基づくライターの考察ということになるので、参考にしたいという方はご一読ください。

話を戻して値動き予測ですが、2018年を参考にするのが最適と感じています。

大前提として、トランプ大統領が今年も会議へ出席するという事実。そして、米中貿易摩擦や中東との地政学リスクなど、警戒感が高まるテーマが直近でも多いですよね。

また、これまで以上に環境問題に焦点があてられるであろうことも、懸念点の一つです。パリ協定からの離脱など、環境問題に対してあまり協力的でない姿勢を見せ続けているので、発言に注目が集まりそうです。

 

110円台をいまだにさまようドル円相場への影響に注目が集まります。仮に予測通りの警戒ムードとなれば、ゆるやかな円買いムードでしょうか。

あぁ、ドル円ロング持ってるから、早めに利確して逃げておこうっと...。

 


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