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【FX】久々のドル円110円台なので「過去傾向」と「トレーダーの声」を調査してみた

 

こんにちは。 ひがし です。

 

今回は、『ドル円の110円という大台についての徹底調査

について書いていきます。

 

買い目線は維持、着火剤を待ちましょう。

f:id:Higashi0512:20200114180758j:plain

 

トレードを始めて以来、初の110円台

 

本日、2020年1月14日(月)、ドル円が久々に110円台へ突入しました。

値動きの要因を一つに断定することはできませんが、米中関係の良化、イランとの地政学リスクの低下などドルサポートの材料が多くあり、リスク材料があまりないことから、緩やかに上昇している様子です。

私自身、トレードをはじめて以来、初の110円台を迎えることとなり、立ち回りを考える必要があります。

そこで今回は、110円台相場の過去傾向、周囲のトレーダーの相場観という二つの観点から110円台について徹底調査してみました。

 

<本題>久々のドル円110円台なので「過去傾向」と「トレーダーの声」を調査してみた

 

過去実績についての調査結果

 

早速ですが、過去実績についての調査結果を以下の通りまとめてみました。

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※画像が小さくてすみません!クリックして拡大表示していただくか、ご自身の取引サイトでドル円/週足チャートにてチェックいただけます。

調査のポイント
  • 2016年から現在までの約4年間を調査
  • 110円に太黄色線
  • 上昇トレンドで110円を上抜けした箇所に〇印
  • 底値から110円までの距離を矢印でざっくり表現

結果1:前回の110円台突入は2019年2月の第一週

 まず、直近で110円台への上抜けを記録したのは、2019年2月第一週であることが分かります。

このときには112円近辺まで高値が推移したのちに、再び110円以下まで下げています。

ちなみに、このときの経済ニュースはというと以下のようなことがあったようです。

  • 米中協議が進展し、中国への追加関税の見送りが決定
  • GDPの速報値が予想を上回り米経済への楽観的な視線が強化
  • 世界的な株価上昇トレンド

あくまで個人的な所感ですが、状況としては、比較的今回と似ているように思えます。

 

結果2:上昇トレンドに乗った上抜けは4年間で計5回で、いずれも上昇

 

黄色の〇印でつけている箇所が5か所あるかと思います。

いずれも110円を下回っているところから、上昇トレンドにのって上抜けしているという、今回と同じケースに絞って観測しています。

ただし、チャート上の最も左側で上抜けしている部分をカウント対象にするかどうかは議論の余地があるかもしれません。

私が今回カウント対象としなかった理由は、1月から8月ごろにかけて大きな下落トレンドがあり、その反発に見えたためです。

 

さて、過去4年間の同ケース計5回の値動きに注目してみましょう。すると、いずれも112円~114円あたりまでは上昇していることが分かります。

110円というラインが少なくとも週足においては一定の影響力を持っていることが言えると思います。

 

結果3:ただし110円近辺でもみ合いになるケースも

 

さらに細かく値動きを見てみると、上抜けた後ただちに上昇トレンドに乗るケースもある一方で、110円近辺でもみ合いになるケースもあることが分かります。

チャート上右から二番目の〇印、2018年5月から8月あたりにかけての値動きを見ていただくともみ合いが確認できます。

110円を上抜けた今日このタイミングで、上昇を見据えたエントリーについては慎重になる必要があるかもしれません。

 

また今回の上昇トレンドは過去5回と比較しても、かなり緩やかな上昇トレンドであることも考慮する必要があると思います。

つまり、もみ合いになっても十分納得できる状況にあるということです。

こうした意味でもエントリータイミングを検討する必要があるかもしれません。

 

トレーダーの声についての調査結果

 

続いて、現在の相場に対するトレーダーの声の個人的な調査結果を書いていきます。

著作権や引用のリスクを省くため、あえて個人名や特定のサイトからの引用はせず、あくまで「個人的調査結果のまとめ」をシェアすることとします。

 

結果1:110円台相場が続くことに疑問視する声も

 

冒頭にも書いた通り、米中関係とイランの地政学リスクの低下に端を発した今回の上昇トレンドが、これだけを材料に継続することに疑問を抱く声が多いようです。

上昇トレンドにあることは紛れもない事実なので、目線は買いであるものの、エントリータイミングについては慎重になるトレーダーの方々が多い印象でした。

とはいえ、大統領のつぶやき一つで着火する相場なので、現時点で材料が薄かったとしてもあまり悲観的になる必要もないか、というのが個人的な見解です。

 

結果2:輸出企業の売りが加速することも警戒材料に

 

次に、久々の110円台ということで輸出企業の動向を警戒する声もありました。

この円安の状況の乗じて、売りが加速することが反落の材料に十分なりうるということです。着火剤に欠ける現状では、こうしたシンプルな通貨の実需が警戒材料となりうるということは、今回の調査で大きな学びとなりました。

 

まとめ:買い目線も、エントリータイミングは慎重に!

 

以上を踏まえたエントリー方針のまとめとしては、前提はトレンドにのっとり「買い目線」で見るも、エントリータイミングは慎重に見極める必要がある、ということが言えるのではないでしょうか。

過去実績を踏まえると、目線はトレンドにのっとった買いでよいことが分かりました。トレンドに乗り切れた場合には、112円~114円までの上昇が期待できそうです。

一方これまでの上昇トレンドは、底堅くじわじわと緩やかに築かれたものに過ぎないので、決定的なものではなく110円近辺でもみ合う可能性も十分視野に入れる必要があります。

着火剤となる指標発表や要人発言などの経済ニュースを見極めて、慎重なエントリーが求められるはずです。

こうして記事を書いているうちにも109円台に舞い戻ってきているようなので何もない間はもみ合いになる予感がしています。

 

買い目線で着火剤を待つ、を意識して損はないはずです!

 


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