FXカップルのすゝめ

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【ファンダメンタルズの勝ち】テクニカル分析VS.ファンダメンタルズ分析論争

 

こんにちは。 ひがし です。

 

今回は、『永遠のテクニカル対ファンダメンタルズ分析論争

について書いていきます。

 

結論は、「ファンダメンタルズ」です。

 

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<目次>

 

テクニカルかファンダメンタルズか。終わらない論争

 

FXのチャート分析の二大巨塔、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析。

勉強したことのある人であれば誰もが通る道だと思います。

簡単に説明すると、値動きに着目するのがテクニカル分析

相場を取り巻く環境に着目するファンダメンタルズ分析。

一応、この二大巨塔と並べられるものにアノマリー手法がありますが、

今回はこの二つに絞って考えてみたいと思います。

というのも、冒頭で書いた通りこの二つの分析手法は

「永遠の論争」といっても過言ではないほど、

人によって使い方が異なるからです。

テクニカル分析だけでいいという人もいれば逆もしかり、

はたまたどちらも必要という人もいます。

私が見る限りでは「どちらも必要」が優勢のようですが、

それでもテクニカル分析だけ、ファンダメンタルズ分析だけで

莫大な資産を積み上げたという人も確かに存在しているわけです。

 

「どちらも必要」は分かるけど、「どちらが重要?」

 

確かに、「どちらも必要」という意見には私も賛成です。

知っておくに越したことはないのは当然だと思います。

上記のようなどちらかだけで利益を重ねる人も、

ぶっちゃけどちらの知識も持っている人が多数ということも

おおいにありうると思います。

ですが、これでは「どちらが重要か」という議論になっていません。

もしこのブログの読者の方にこれからFXを始めようと

思っている方がいたとして、「どっちも大事だよ」では拍子抜けです。

 

というわけで今回は、「どちらも必要」という理想論は置いておき、

あえて「どちらが必要か」を考えることで学びの優先順位をつける

ことを目的として私の考察を書いていきます。

 

結論:「ファンダメンタルズ」が重要です

 

細かいことはこれから書くとして、先にネタバレをしてしまうと、

私はファンダメンタルズのほうが重要だと考えています。

 

その根拠として「それぞれの分析手法がもたらしてくれるもの

という観点に基づいて書いていきます。

 

テクニカル分析がもたらすもの

 

まずテクニカル分析です。私がテクニカル分析がもたらしてくれるもの

の中で最も有益だと感じたのは「エントリーポイントが明確になる

ということです。

テクニカル分析のエントリーポイントは非常に明瞭です。

オシレーターゴールデンクロス、フォーメーション形成などなどです。

「〇〇が××になったとき」と定量的に分かりやすく明記することができます。

(例:短期移動平均線が中期線を下から上に抜けたとき)

これが右も左も分からない初心者にとってはとてもありがたいです。

 

一方で、この分かりやすさが少々厄介な部分でもあるのです。

なぜ厄介かというと「改善が難しい」からです。

テクニカル分析はその明確さ故に、仮にそのポイントでエントリーして

敗けが続いたときに、自らの手法を改善するのが難しいです。

これは裏を返せば、テクニカル分析でエントリーをする場合、

少なくともそのエントリーポイントについて、客観的に

「どういうときにエントリーするのか」ということを認識できている

必要があると私は考えています。

 

何が言いたいのか分かりづらいと思うので、

先ほどの「短期移動平均線が中期線を下から上に抜けたとき」

を例にして考えてみます。

ここがエントリーポイントだと判断できるのはなぜでしょうか。

簡潔に飾らず書くと、

「短期という「今」のほうが、中期という「昔」よりアツいから」です。

中期的には100円だったものが今100円から105円になったとしたら、

それをみんなが今すごい勢いで買っている!という状況を

頭に思い浮かべられますでしょうか。

 

これが想像できたとしたら次は、相場に落とし込んで考えてみましょう。

もし「下から上に抜けたときに買う」というルールで敗け続けたら、

どう改善したらよいでしょうか。

先ほどの状況が想像できると、

「今がアツければアツいほどいい」ですよね。

つまり改善の一例として、短期線が中期線を上抜けるときの「入射角」

に注目することができます。

より鋭角に突き抜けるほど、より「今のほうがアツい」からです。

 

このように、自分が使っているオシレーターや指標について

どれだけ深く理解できるかが、将来の改善度を大きく左右する

といえます。

そして、ここでより厄介なのはオシレーターのロジックが往々にして

複雑で何が起きているのかいまいち分からないということです。

今回のような移動平均線の場合には、

まだロジックがシンプルなのでイメージしやすいですが、

一目均衡表RCI、波動理論などは、少なくとも私にとっては

正直いまいち何となくしか理解できません。

「雲がレジスタンスになる」などその手法の中からかいつまんで

知識を得ることはできますが、それを基準にエントリーして

敗けてしまったときに、どのように改善したらよいか

一体どうしたらその人が分かるでしょうか。

これが、私がテクニカルを少々厄介だと感じる理由です。

 

ファンダメンタルズ分析がもたらすもの

 

次に、ファンダメンタルズ分析について考えます。

ファンダメンタルズ分析がもたらしてくれるもの、

それは「大きな値動きが起こるタイミング」です。

これは、特に一日中値動きにはりついていられない私たちのような

副業トレーダーにとっては非常に有益です。

一日を通して「どこが勝負ポイントか」を教えてくれるからです。

それが分かっていれば、勝負に向けて準備をすることができます。

(例:セルザファクト)

 

ただし、ファンダメンタルズ分析は「上がる」か「下がる」か

「いつがエントリーポイントか」といった情報を

テクニカル分析ほど明確に教えてはくれません。

ある指標発表が控えているとして、発表時刻が決まっていて

予想値が公表されたとしても、事実がどうなるか、

その事実をうけて相場がどう動くか、といった詳細は

起きてみないと誰にも分かりません。

そのために、過去の実績や値動きの傾向を見るなど、

トレーダーの準備に勝敗が依存する要素が強いといえます。

でも考えてみてください。これまでテクニカル分析について

書いてきたように、結局どちらの手法を取り入れたとしても、

「自分で考える」というステップは避けて通れない道なのです。

誰しもがオーソドックスな共通のテクニックを使って

継続的に利益を上げられるなんて、おいしい話があるでしょうか。

私はそうは思いません。

人と違う何かを知っている、得ているからこそ勝てるのだと思います。

 

私たちが幸運なのは、そうした勝てている人も

値動きという「共通の事実」を見ているということです。

ツールを使ったり、独自のオシレーター設定をしたり、

準備の仕方や戦い方は違うかもしれませんが、

目前に相対しているものは私たちと同じなのです。

こう考えると、テクニカル分析の本質はやはり「値動きを理解する」

ということであり、そうであれば

その手法が「値動きをどう理解しようとしているか」を知る必要があると

私は思うのです。

 

「値動き」を理解しようとしてみる

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これは後日一つの記事としてまとめますが、

テクニカル分析に入る前に、「値動き」そのものについて

理解しようとしてみるというステップが必要であると

私は感じています。

値動きは単なる線でとらえられがちですが、

その後ろには何万人ものトレーダーたちが様々なことを

目論見ながら各々のポジションを持っています。

そうした情景を値動きという線からどれだけ鮮明に描けるか

ということが値動きから得られる最大の情報なのだと思います。

 

今回は、「どちらが重要か」という議論なので、

その結論は「ファンダメンタルズ」としましたが、

やはり大前提は「どちらも必要」なので、

テクニカル分析を適切に手法に取り入れることが

いずれ必要になるはずです。

その時には、「手法を改善する」ということを見据えた準備

が求められるのだと思います。

 


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