【早稲田卒の考察】なぜ脱サラは「夢に終わる」のか?— 行動の重要性 ―
こんにちは。 ひがし です。
今回は、『なぜ脱サラは「夢に終わる」のか?』について考察していきます。
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以前の記事で書いた通り、私たち【FXカップル】は、
FXをはじめとする個人投資で、「カップルで投資生活」という
新たなライフスタイルを提案します。
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fx-couple-no-susume.hatenablog.com
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● 『脱サラ』はより身近になっている
世間ではYouTuberをはじめとして、ブロガーやライバーなど、
テクノロジーの発達にあわせて新たな職業・ビジネスモデルが誕生しています。
これは、社会人のみなさまであれば一度は夢描く
『脱サラ』がより身近なものになっていることを象徴しているとも言えます。
YouTuber事務所のひとつである『UUUM』さんが
「好きなことで、生きていく」 なんてキャッチフレーズで宣伝していましたが、
そんな生き方ができたら素敵ですし、そうありたいと思いますよね。
誰もが「理想」としてあこがれるわけです。
かくいく私もそうした人間のうちの一人です。
ですが、「夢描く」と書いた通り、たいていの人は「夢で終わってしまう」のです。
なぜでしょうか?
今回はこれについて私なりに考察してみます。
これは、私が今回この記事を書こうと思った経緯に密接に関係しているのです。
● 脱サラが夢で終わる「2つの理由」
なぜたいていの人の「脱サラ」は夢で終わってしまうのか?
私はそれを、以下の二点に整理できると考えています。
1.「なぜ脱サラしたいのか」が
整理できていないから
2.今の環境(サラリーマンである現状)
に満足しているから
それぞれについて簡単に説明していきます。
1.「なぜ脱サラしたいのか」が整理できていないから
みなさんは「なぜ脱サラしたいのでしょうか?」
実はこの質問にシャープに回答できる人はそう多くないのでしょうか。
ここで「シャープに」と書いたのは、具体的には
・ 今の環境のなにが不満なのか?
・ 脱サラして何がしたいのか?
・ それが叶うと何が実現できるのか?
・ 今の環境に身を置き続けることのメリット/デメリットはなにか?
これらの質問に回答することを意味しています。
多くの人は「脱サラして何がしたいのか?」については答えられるでしょう。
田舎でのんびり暮らしたい、自分の好きな時間に起きたい、寝たい
人間関係に苦しみたくない、自由気ままに暮らしたい、遊びたい・・・。
これらの欲求は誰しもが抱くものです。
一方で、ほかの質問についてはどうでしょう?
今の職場にはどんな悩み・不満があるのでしょうか?
人間関係、出世争い、モチベーション低下、体調不良、将来への不安・・・。
こうしたさまざまな側面から今の環境を観測し、
「あの人のこういう態度がいやだ!」とか
「この会社のこの制度に精神的重圧がある」とか
具体化することが大切です。
悩みや不満だけではなく、楽しみや希望も同じです。
自由な時間ができたら何ができるでしょうか?
より具体的に整理することが動機付けをより強くし、
夢を夢で終わらせない「行動」へと自分をつなげるのです。
2.今の環境(サラリーマンである現状)に満足しているから
1.の整理がついている人で、行動に移せない人は
結果的に、サラリーマンである現状に満足している可能性が高いです。
ここで「結果的に」と書いたのは、
・サラリーマンである現状のメリット/デメリット
・脱サラすることのメリット/デメリット
両者を潜在的にでも比較して、前者により大きなメリットを感じている
ということです。
抽象的すぎてわからないという方のためにもう少し補足すると、
脱サラという「理想」がありながらも行動に至らない人の多くは、
・脱サラの「不安定」とサラリーマンの「安定」
・脱サラの「自由」とサラリーマンの「不自由」
主にこれらを天秤にかけた結果、現状に満足しているのです。
より大きなメリットを感じる現状を自ら選択しているとも言えます。
ここで注意してほしいことは、
私が「現状に満足している」方々を批判したいわけでは決してない
ということです。
むしろ、今そのような環境にあることをうらやましく思いますし、
今の環境の豊かさを再認識し、大切にするのがよいと思います。
そうすると、今感じている不満よりも大きな幸福感が得られるかもしれません。
私が重要なこととしてみなさんに実践してほしいのは、
どういった考えの整理で現状を選択しているのかを自分が認識すること
です。
これが「夢に向かって行動することへの第一歩」です。
● このブログとこの記事の意義
最初の考察に戻りましょう。
なぜ脱サラは「夢に終わる」のか?
二つの理由を書いてきましたが、より根本的な理由がもう一つあります。
それは、これまで書いてきたようなプロセスで自分の現状を整理することが
とても難しく、とても疲れるからです。
ここまで辛抱強くこの記事を読んでくださるみなさまに
ねぎらいと感謝をお伝えしたいぐらい、
こうしたテーマはとても重く、疲れるものです。
最初から、夢というのはそういうものなのかもしれません。笑
では、なぜこんな記事を私がここまで書いてきたのかというと、
このブログがその難しく疲れるテーマを考えることの助けになるからです。
よく人は「人に相談することで自分の考えがまとまる」ことがあります。
自分の考えを言語化したり、他人の考えと比較したりすることで、
一人で考える以上に思考が整理されるのです。
この記事がみなさんにとって、そんな「思考整理の場」になればと思い、
今回の記事執筆に至った次第です。
● 結局、「行動」しないと何もはじまらない
では最後に、思考の整理ができた先には何が待っているのでしょう?
それは、「行動」です。
当然のことですが、すべての挑戦はこの「行動」からはじまります。
逆を言えば、考えを巡らせるだけで「行動」がなければ何も始まりません。
これから書いていく記事のほとんどは、みなさまと私たちの「行動」を
後押しするためのものです!
それだけ「行動する」ということは多くの人にとって難しく、勇気のいる
ことなのです。
でもそれは私がこうして記事を書き、みなさんがそれを読み、意見を交わす
といった日常の小さな積み重ねによって、より簡単になっていくのです。
ひとつひとつの思考の積み重ねが、「行動」へと導いてくれます。
これからの記事にもぜひ期待していてください。
長く疲れる難しい記事をここまで読んでくださったこと、
あらためて感謝します。ありがとうございます!