【自己分析】挫折も努力の経験もあるのに会社を辞めたいのはなぜか
こんにちは。 ひがし です。
今回は、『挫折も努力も経験してきた私がなぜ会社を辞めたいか』
について書いていきます。
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● 現状が整理できると未来への決断ができる
以前の記事で、
「なぜ脱サラしたいのかを明確にすること」と
「現状を整理すること」が、行動を後押しすると書きました。
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fx-couple-no-susume.hatenablog.com
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記事を読んでいただいた方の中には、
「そういうお前はどうなんだ」と思う方もいたことでしょう。
実際、記事の中でも「このブログがみなさんの思考を助ける」と明記しています。
今回はその一助として、私 ひがし の場合の整理を書いてみたいと思います。
● 「成長」がなければ「努力」できない
まず、自分のマインドについて考えます。
これはみなさんにもぜひ考えてみてほしいのですが、
「自分ががんばれるときってどんなときでしょう?」
就活の面接対策みたいですが、私はこうした自己分析を結構大切にしています。
自己分析は行動だけでなく、こころをととのえるのにも役立つためです。
どういうときに自分ががんばれるのかを知れれば、
自分ががんばれる環境に身を置きやすくなります。
質問に戻ると、私の場合は
「自分が人間として成長できる要素(メリット)と
それを享受するために必要な労力(デメリット)の天秤」
によって努力できるか、できないかが決まっています。
例えば私は英語を勉強する努力ができます。
なぜなら、1.3億人の日本人だけでなく、77億人もの世界中の人の
価値観に触れられたほうが、人生が圧倒的に豊かで有利だと思うからです。
一方で、高校から学ぶ数学や科学はめっぽうだめでした。
いまだに一般人がサイン・コサイン・タンジェントという
ほとんど呪文みたいな知識をどこで活用しているのか分かりません。
平坦に言えば、
「成長」がなければ「努力」できないわけです。
ここでいう「成長」が世間一般的なものではなく、
自分が望む成長であることが重要です。
● 日本社会人としての成長
前提となるマインドを整理できたところで、
テーマを「日本でサラリーマンとして勤めること」として考えてみます。
どんな成長があるでしょうか?
私は今年で社会人3年目になります。
年度単位で整理すると、
・1年目:新社会人として会社と日本社会の基礎を習得
・2年目:1年目で分かった社会人としての自分の弱みの改善
・3年目:会社と日本社会における意思決定プロセスを学ぶ
こんな感じで書き出すことができました。
ポイントは3年目なのですが、ここで
自分が望む成長と社会人としての成長が乖離したと感じました。
もう少し分かりやすく書くと、
日本社会人として期待される成長は、
上席をはじめとする様々な人にお伺いをたてて集めたものから
全員が一定量満足する折衷案を策定できることだと感じました。
例えば、自分と同僚がシロサギをみて白いと思っても、
上席が黒いといったら、「ではグレーでどうでしょう?」というわけです。
ついでに「黒い」といった後に「こんなこともわからないのか!」という言葉が
ついてきたり、同役席のところにいったら「白い」と言われたりします。
社会人の方が読まれたら、「それは当然必要なスキルだ」と思うでしょう。
私も賛成です。おそらく、一生必要になるスキルなのだと思います。
一方でそのスキルを身に着けることが「自分の望む成長か」と考えると、
まったくそうではないのです。
私は誰とも意見の対立をしたくないですし、対立するのであれば
自分の意見で真っ向から対立したいと思うし、そう生きてきたわけです。
このように、社会人としてもとめられるスキルが
自分が望んで身に着けたくないものだとわかってきたのが現状と整理できます。
● 社会人生は長い
現状が整理できたところで、もう一つ辞めたいと思う大きな要因があります。
それは、社会人生は長いということです。
医療技術の進歩によって、「人生100年時代」などと言われるなか
社会人生もあわせて60年定年時代は終わろうとしています。
40年強この乖離を受け入れ続けて、社会的な出世を享受できたとして、
それは果たして自分にとって有益な人生なのでしょうか?
この疑問こそが私が会社を辞めたい理由の根幹です。
また、こうした現状を自分で整理して頭で理解できるからこそ
こうしてブログを開設したり、トレードをしたり、
夢に向けたさまざまな「行動」ができているのだと思います。
さて、みなさんはいかがでしょうか。